安曇野から黒部渓谷へ


 2011年9月29日(木)~10月1日の間、私は長野県安曇野地方を訪れました。私が属する里山ボランティア団体のメンバーで会社時代の先輩でもある人が奥様と4月から半年間、松本市に居を構えアルプス登山や花めぐり、あるいは趣味の地質学を極めながらの滞在でしたが、一方で同じく会社の先輩で現役時代から家族への絵手紙を綴られていた絵師到さんと連携をとられながらお二人の作品を不肖私のホームページで発表させていただいた経緯から、今回滞在の締めくくりに3人で集まることになった次第です。私の旅程は以下の通りです。

 どちらかと言えば乗り鉄の私は旅の楽しみはいろいろな路線に乗り換えることです。取りあえず動画でご覧ください。
安曇野~アルペンR旅程表(9/29~10/1)
9月29日 防府 徳山 広島 名古屋 松本 穂高
6:16 6:43
6:51 ひかり542 7:14
7:20 のぞみ114 9:39
10:00 WVしなの7 12:04
12:09 12:34
9月30日 信濃大町 南小谷 糸魚川 魚津/新魚津 宇奈月
10:08 11:05 クリックで動画へ↑
11:49 12:44
12:56 13:43
14:18 富山地鉄 15:01
10月1日 宇奈月 欅平 宇奈月/温泉 地鉄/富山 新大阪 広島
7:32 黒部渓谷鉄道 8:47
9:37 黒部渓谷鉄道 10:59
11:17 富山地鉄 12:51 クリックで動画へ↑
13:10 サンダーバード26 16:32
16:59 さくら573 18:28
18:50
広島 徳山 防府
18:50 こだま827 19:22
19:33 19:58
安曇野&黒部峡谷鉄道の旅アルバム
 早朝我が家を出て、何度か電車を乗り換え大勢の
人々を見かけたが半日後になってやっと懐かしい
知り人に出会えた喜びは格別でした。

 しかもお一人は半年ぶりの雄二さん、さらにもう
お一人の方はなんと50年ぶり近くお会いしていな
かったがお顔は若き日のままで昔とちっとも変らない
優しい顔立ちでした。その名を絵師到さん。
真っ先にお連れ頂いたところは穂高神社でした。

 信州は山林が多く檜もふんだんにあるから、こんな
豪壮な社殿が建立可能なのだろうと話したことでした。
安曇野には道祖神が多いと聞いていました。
早速ここ穂高神社でお目にかかりました。
この後あちこちで多く見かけました。
穂高神社から次はお昼ご飯ということで、安曇野
池田町の蕎麦屋さん「安曇野翁」

びっくりしたのは県外ナンバーの車ばかりで関東や
関西ナンバーを多く見かけましたが、しかし我らの
山口ナンバーが一番遠い車でした。
池田朝の高台から眺める安曇野で三つの川が合流
している地点を見ることができました。

画面右上から中房川、穂高川、犀川です。信州の
川の名称は上流・下流や支流が入り乱れわかりづら
いところがありますが、ユウサンの信州自然学散歩を
参考までにご覧ください。

信州自然学散歩 ← click
次に訪れたのは、大王わさび農場でNHK朝の
連続ドラマ有名になったところとか。私は見なかった
ので詳細は分かりません。

ユウサンの後ろの建物もそのセットの名残です。
大王わさび農場で 左 ユウサン、右 絵師到さん

安曇野では到るところ湧水群があり、ここもその
湧水を利用してのわさび栽培が盛んなところらしい。
清らかな水と水車、そして水上を堪能できるゴム
ボートが行き来していました。
国営アルプス安曇野公園の近くに、大庄屋山口家
がありました。
そしてこれもドラマ「お日様」のロケが行われた所
とかで水車小屋と道祖神が如何にものどかな
安曇野の原風景を感じさせるものでした。
そのひなびた水車小屋から見渡す安曇野の夕暮れ
時は、日本のどこにでもありそうな風景ですが
なぜかここ安曇野らしいと思わせる何かが
ありました。

それは何なのでしょうか?
単に遠く我が家を離れた郷愁だったのでしょうか?
いえいえそうではありません。
やはり安曇野が醸し出す独特のものでした。
さて、安曇野におけるサミットは最後の晩さん会
を迎えました。
左から半年間信州に滞在し、アルプス登山や信州
の地学を極めたユウサン
真ん中は知る人ぞ知る絵手紙作家の絵師到さん
で、このホームページや「佐波の里山」ホームページ
にもたくさんの作品を展示していただいています。
右端に控えおりますは、HPの主催者で今回密着
取材させていただいた がん です。
サミット会場の「ファインビュー室山」でのスナップ。
この後お二人に 信濃大町駅 まで送っていただき
ました。
信濃大町駅。本来の予定はここから扇沢経由黒部
立山アルペンルートをたどる筈でしたが生憎の天候
で断念し、大糸線で糸魚川経由宇奈月へと向かい
ました。
大糸線の電車で電化区間の終点 南小谷まで行き
ました。
新魚津から宇奈月温泉まで乗車した 富山地方
鉄道の電車。
いろんな色彩塗装がありローカル色豊かでした。
黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗りました。
小さな電気機関車2両が牽引する野趣溢れる鉄道
で、長年の夢でしたが図らずも今回乗車する
ことが出来て望外の喜びでした。
欅平駅に出入りするトロッコ電車を駅舎の上部から
見ることができました。

当日は雨の規制で駅周辺の散策路はみな通行
規制がかかっていて残念でした。
宇奈月から富山~湖西線~山陽新幹線と乗り継ぎ
防府に帰着したのは20時近くでした。
秋の虫が出迎えてくれました。
絵師さんのコメントです。

NHKのドラマで主人公一家がピクニックに訪れた
水車小屋の辺りにきました
●良い天気ですが蕎麦の畑がひろがる向うは霞ん
でいます。撮影していると隣でガンサンが同じ方向
へカメラをむけている。そこでガンサンの旅の記念
にこの景色を描いて贈ろうと思ったわけです。
ガンサンは「佐波の里山サポートネット」をwebして
いますのでご覧ください。//絵師 到

ありがとうございました!//がん

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