房総秋景

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2011年11月半ばから新しく始まった房総秋景シリーズが毎朝配信されてきます。その都度上へ上へと加えて表示させます。
               まだ秋景色

黄葉を描いているうちに新年になりました
●孫も帰って遊び相手がいなくなった。今日辺り冬景色の取材にでかけますか。といっても原稿を集めた高校クラス会の「井下田学級通信」を発行しなければならないから、遠出は無理だし。近場の散歩にするかと春から忙しがっております。あ、これは恵比須の街灯です。//絵師 到
 
                    原宿

歩道橋から原宿駅を見ると森のむこうには新宿の高いビル
●先年このビルができたときにはどこかで見たようなデザインのもので目障りなことだとおもいましたが最近はあれが新宿のシンボルに思えてきました。そういえば桜咲く新宿御苑を描いたときにもこれを入れましたからね。世の中頑張ればなんとかなるということでしょうか。//絵師 到
 
描き初め

代々木の国立第二体育館です 向うがNHKで手前右に少し出ているのが第一体育館
●卓球日本リーグの主戦場でした。学生時代からここで闘ってきたわが選手たちへの敬意と自分の思い出を表現するとこんな感じでしょうか。先日久々に訪れて晴れやかな気分になったので今年の描き初めにしました。皆様にとって今年が爽やかな一年でありますように。//絵師 到
                 新年

明けましておめでとうございます 引き続き今年もよろしくお願い致します 
●ここは代々木です。原宿駅前の歩道橋に立って国立第一体育館を眺めていると40年前に世界選手権に参加したことなどが思い出されます。普段の卓球日本リーグはこの向うにある第二体育館で行われていたのでいっそう懐かしいの、これからそちらへ回ってみますか。//絵師 到
 
              蒐集家たち

速水御舟の蒐集家である武智鉄二は言い値で買い集めたと読んだことがありましたので
●息子さんのコウザブローさんにスケッチ1点でも残ってないかと訊いたらWまったくないWと。全てをまとめて安宅に譲り武智歌舞伎につぎ込んだということでしょう。御舟がまとまっているのはこれら大蒐集家たちのお陰と感謝し、後半展でかの「炎舞」に会うのを年初の楽しみとしよう。
・今年はお付き合いくださいまして有難うございました。来年もよろしくお願いします。//絵師 到
 
            日比谷線恵比寿駅

地下鉄恵比寿駅の2番出口から上がって来たら青空に銀杏がまぶしい
●もらった!と喜び、ちょうど来あわせた人の赤いコートも取り込んで3原色の絵にしました。この日の展覧会は「ザ ベスト オブ 山種コレクション」の前半で、年明けに後半展があります。山種は速水御舟を安宅コレクションから引き継いだようですが、さらにその前は・・・//絵師 到
             もう一つの売店

こちらも似た店ですが横の大樹はなんでしょうね鈴懸けかしら
●友人の葬儀にゆきました。将棋を教えてもらったというお孫さんに若いころの友人の豪快な姿を語ったら、娘さんたちも初めて聞きましたと。霊柩車が出るときに級友たちから「都の西北」が湧いて、泣いてしまった。新幹線の刻限まで蒲田駅前で飲み帰宅は夜になりました。//絵師 到
 
                売店

売店は2か所にあるのだがいずれでも買い物をしたことがありません
●どんなものを売っているか、近くで見たこともないわけで。なにせ小生にとってはすべてのものが景色の構成要素にすぎないからね。まあ店の辺りに居るのはお年寄りばかりで若い人を見かけたことはないなあ。まさかメンコや麩菓子はないだろうが、ラムネはあるかもね。//絵師 到
                洋ナシ 

暫らく熟してからお召し上がりくださいとの手紙付きで届いた洋ナシ
●本棚を見ていたら岩波文庫の谷崎潤一郎「蓼喰う虫」がありましたので取り出しました。文章は小出楢重の挿絵83葉を味わうために読むわけですが、最初の鏡に向かう女性の匂うような後姿にまたWまいったW。さすが小出楢重といわれるほどでいやただものではない。//絵師 到
            日比谷の結婚式場 

この建物内部の取材は来年の宿題としよう 昨日は山種で凄い絵をたくさん見てから
●恵比須 原宿 代々木を散歩し、若者をどっさり見ました。そして今日は新橋で忘年会だ。あ、それなら孫に会って行こう。じゃあ朝から出かけなくちゃな。短かく言えば朝から忘年会に出かけるってことか。昨日豪快に生きた友が亡くなりました。先ほど北斗七星を見ました。//絵師 到
 
                 日比谷の道

昨日が初日の「e4.の会」展に最初の客で出来てくれたカサハラサンはこのmail展仲間で
●コンピューターの専門家でして、いまはケイタイをpcの代わりに使うプログラム開発に力を入れています。小規模の仕事なら十分な武器になると。関心あればご一報ください。小生今日は家内と山種美術館の「ザ ベスト オブ 山種コレクション展」最終日を見に行きます。//絵師 到
                  吊り込み

昨日2時間半かけて展覧会の吊りこみをしました
●この「e4.の会」展も6回目なので要領を心得て作業をやれる人もいるのは有難いことです。おわって「では良いお年を」と解散しました。小生は年賀状を差上げませんで、このmail展で年賀状の代わりにいたします。東の空が美しく明けました。今日も良い日でありますよう。//絵師 到
              けやき公園

阿佐ヶ谷駅ちかくにあるけやき公園で孫の早穂子と遊びました
●子どもは少し無理をするのが好きですね。遊具の設計者はそのところをすべり台に取り入れていて、早穂子が真剣な表情で攀じ登りました。今日は「e4.の会」展吊りこみの日です。5,6人の小さな展覧会なのですがそれでも2時間ほどかかるか。これはそのうちの一枚。//絵師 到
 
                噴水3

野外音楽堂がありその前に噴水があります 
●特に何を見るというのでもなくただ暖かい秋の陽の下に広がる公園に立っていると、孫と遊ぶ老人がいますよ。ああ、3歳ぐらいの女の子だなあ。おじいさんと遊んだこの光景をあの子は憶えているだろうかなどと思っていたら、え?あそこにいるのは自分ではありませんか。//絵師 到
 
               鶴の噴水

八千代稲門会誌の表紙絵にすると早慶戦に勝つジンクスがある岡崎雪聲の作ですぞ
●篆刻家のヤマモトカンサンが「そうはゆかん」と仰ったが、これまで2シーズンとも効いた。縁起が良いから次回はこれを描こう。長崎諏訪神社、大阪箕面公園の噴水についで3番目に古いというが兼六園のはもっと早いはずです。西洋型の装飾噴水にかぎるならまあ分かる。//絵師 到
 
                ペリカン

この公園の噴水は広場の大きなものと鶴とこのペリカンと3つですかね
●日比谷公会堂の反対側にペリカンの噴水がありそのすぐわき一段高くなったところからドイツ風のレストランが見下ろしている。教会が一体となっておりこの日も結婚式のために全館貸し切りで。今日は噴水巡りということにして内部や細かい作りは次の機会にしましょうか。//絵師 到
 
              カレーライス

房総の秋景を描いている途中ですがちょと寄り道して日比谷公園にきました
●向うに見えるのが松本楼で小生はここでカレーライスを食べるか丸善でハヤシライスを食べるというのが都心散歩で一番好きなコースなのです。さらにこの公園のシンボルともいえる大銀杏が散り始めていて、絵描きさんが大勢いますよ。どれひとつ仲間入りといきますか。//絵師 到
 
                    ナシ

柿と梨と蜜柑が好きなのですがそれは食べる好みのことでして
●描くには洋ナシかなあ。個性を感じるのね。以前お見せしたときは黒インクで描いた上に水彩で着色したの。あれは細心の注意でつくったニジミだったんですけど、こんどは5Bの鉛筆にしました。なあに理屈はありませんで、気分次第。風景はHですが2BやHBもありますね。//絵師 到
 
               竹ぼうき

北の森では珍しく竹ぼうきがあったので描きました それよりも
●河野元昭先生が来週月曜日(19日)NHK BSプレミアム「極上美の饗宴」に出演されます。W尾形光琳 紅白梅図屏風W21〜22時です。こんな先生に毎朝絵を配信しているのですと自慢してご案内する次第です。いつもの砕けた話し方は見られないかもしれませんが。//絵師 到
 
              大人も遊ぶ

公園で遊ぶのは子どもだけではありません
●そうだ思い出した。mail仲間のイズミヤマさんから現在日本最長1525手詰の詰将棋を送ってもらったのですが、あまりの長さに「ヘエー」って言って眺めただけにしてあるの。ご希望があれば問題をこの展覧会に挟んで送ります。回答はfaxしますから番号を送ってください。//絵師 到
 
             一人ミュージカル

起きている間の80%は笑っているという早穂子は歩くときには自作の歌をうたっています
●落ち葉のミュージカルを演じているのでしょうか。このころの子どもはどんなことを考えているのだろうと娘と話したのですが。は、自分はどうかと?そういえばこの頃小生はほとんど見るものが絵になるかどうかだけを考えてる。子どもに帰るのだったらいいんだけどなあ。//絵師 到
 
                母子

子ども用の遊具もあって以前よく孫の匠をつれてきたものですが
●今日は早穂子の絵にしました。木馬もいれて八千代市の人にはどこを描いたか分かるようにして、そうだこんどのWe4.の会展Wに出しましょうね。ここまで家から15分、公園内を歩いて帰ると小1時間の散歩となります。東西南北どの森も同じぐらいの距離がありましてね。絵師 到
 
              北の市民の森

八千代市には東西南北に公園があり
●散歩のときにどこへ行くかを決めるのは小生の役目です。今日北の森に来るとちょうど銀杏が落ち始め美しい森になっています。沢山落ちているドングリを踏む感触が嬉しくそれが割れるパチパチという音がまた楽しいものでして。すると甲高い子どもの笑い声が響きました。//絵師 到
 
               展覧会用

「e4.の会」(絵師の会)の展覧会を開催します 12/24〜1/30
 場所:八千代台自治会館2,3階の会員ギャラリー(京成八千代台西口 千葉興銀裏)
 小生は早穂子の絵を20点ほど出品します。いつもは会場におりませず前もってtel下されば会場でお待ちします。階段と廊下を利用した数人のホント地味な展覧会ですけど。//絵師 到
 
               こまねき猫

成田山新勝寺には素晴らしい狛犬があり 寺にも狛犬?と興味を惹きましたがまあ
●そう狛犬の絵ばかり見せられてもなんですよね、と門前市を帰っていたら、あった!店先に大きな招き猫がぺたんと座って。狛犬のかわりに狛ねき猫といきましょう。いったい成田の楽しさはこの商店街の賑わいです。漬物屋、鰻屋、落花生屋、漢方薬屋・・・ナニナニ屋が。//絵師 到
 
                    2回目

先に見ていただいた絵を縦構造にしたのですがこれではまだいけません
●またいつか描き直しますね。今日は銀座で展覧会を見てから八重洲で昔の職場の飲講です。今年飲まなかった日が135日ありました。すると酒飲みたちは えーぇおれなんか1年で飲まない日は5日もあるかなあ と呆れたように言う。こんなことで今年も暮れてゆきます。//絵師 到
 
                石灯籠

昨日の盆景がどうしても白帆をかけた小舟にしか見えず困ったという人がいますけど
●結構ではありませんか、好きなようにご覧ください。そういえばクジラの遊泳みたいだなあとか戸沢白雲斎でござるなんて描いた本人が面白がっておりましてね、いろいろに見える絵ほどいい絵だと思っていますんで。で、これは日本庭園にしか見えないのがいかんかなあ。//絵師 到
 
              盆景

大きな塔を見上げるのもいいけど小さなものも見よと言われた気がして
●池に目を落とすと、岩に20cmほどになった木が数本寄り添って生えていました。しかもちゃんと紅葉して。ほらほら白雲を背景にしてる。ちいさい秋 みいつけた というサトウハチローの世界とは違うなあ。あの可愛さとはまた違う小さいけれど大きい景色。盆景ですかね。//絵師 到
                   大塔

なんでも大きい成田山新勝寺の一番奥にまた巨大な塔がありまして
●はやり言葉でいえばでかすぎる大塔ってとこですか。あまりに大きいのでむきだしでは愛想がないぐらいで。で、まあ公園からだとうまい具合に紅葉がかくしてくれるので屋根だけ描いておきました。その公園だって今日は混んでいるといってもまあぱらぱらって程度なのね。//絵師 到

 
            成田山公園

もう先々週の話ですが紅葉祭りをしているからと家内に誘われて
●成田にきました。寺の裏の普段は静かな公園が賑っていますよ。ほうっ、池のあたりの紅葉はなかなかではありませんか。浮御堂には椅子が用意してあり少し後で二胡が演奏されるようですが、いまはテープの音だけ流れています。あ、テープって言い方は旧いですかね。//絵師 到
                   楽しみ

昨日は午前中に散歩を終わらせてTVの前に陣取り
●死闘のマラソンと快勝の早明ラグビーに声をあげました。ところで今朝は楽しみにしている朝日歌壇に富山市の少女姉妹の作が選ばれていないのを残念がっていたら、おや学童らしい歌人たちの作がいくつも選ばれているぞ。少年少女が進出するのは嬉しいですねえ。//絵師 到
 
                  垣根

垣根の役割をはたす巨樹が村の道を覆って暗いほどだったので
●昔の唱歌を思い出しました。「昼なお暗き杉の並木 羊腸の小径は苔なめらか」とか。そういえば「千里寄せ来る海の気を吸いて童となりにけり」「春高楼の花の宴 めぐる盃影さして」なんて歌ったけど難しくて格調高いです。最近文語調は俳句ぐらいしか使わないでしょうか。//絵師 到
 
            谷の向こう

春日神社は高台にあり鳥居から振り返ると谷を見下ろす恰好になります
●季節の移り変わりが早く取材してある景色がとても描ききれません。その合間に家の年中行事がはいり、昨日は味噌を作りました。1年後にはとても美味しくなります。家内の味噌はファンが多くアメリカの妹は届くのを待っているし、長男の嫁さんは今年から参加しました。//絵師 到
            街の軍団
 
周囲にひろがる田畑を見ようと森を抜けたら
●見えたのは足音を響かせて押し寄せる街の軍団ではありませんか。マクベスを思い出した理由はこれだったのか。現代の恐怖は森ではなくやっと生き残った森へと進軍する街の膨張力だったのだ。森と闘うか森を守って生きるかの時代の違いをここに立って思いました。//絵師 到
 
            巨樹の里

うんと田舎の知らない集落を探索している気持でいたのですが
●じつは成田街道沿いの古くから知られた地域だったようです。佐倉市下志津の春日神社で検索するとこの辺りは巨樹の里であるらしい。そうだあれは椎の木だった。また今度そういうつもりで来よう。細い道をたどれば大木の林にかこまれた屋敷が深々とつづいています。//絵師 到
                    神社

森に入り込んだというのか大樹に囲まれたまさに内地の神社があります
●境内へ裏からもぐり込むことになってしまいました。いやこれはどうもごめんくださいなどと殊勝そうに呟きながら小生は神様を拝むよりも先に絵になりそうな構図を探しています。なんでも絵になるかどうかを基準にする癖がついている。いやどうもいかんとも言ってみました。//絵師 到
             森から森へ

初めて歩く細く曲がりくねった道で方向がわからなくなりそうでしたが
●暗い森の向うが明るくなって車が横切るのが見えたときになんか安心したのがちょっとねえ、残念というか。街の人間だと確認したことになるか。森には憧れていてもその向うがどうなっているか分からないと不安なんでしょう。突然マクベスを読み返そうかなと思いました。//絵師 到
              独歩

佐倉の郊外へバスで行けるところまでいってその先の森へわけいりました
●それまでのしゃれた団地や商業地とちがって古く大きな家が大木にかこまれています。自家用の野菜畑があり栗や柿の下に秋の花が咲いている。ああ「武蔵野」のようだなあ。そうか獨酔先生独歩の世界を行くか、と独りにんまりしてみました。で、今日の落款は「獨醉」です。//絵師 到
           同窓会誌の表紙

交友のボクシング指導者を表紙にしましたのでご覧ください。//絵師 到
●「拳の人」三谷大和氏 作者のことば:いつものように早稲田へ行って取材しようかと考えましたが『稲門八千代』ということからいえば八千代がテーマになっても良いはずだなあと思いなおしました。それならいつもの散歩コースにある三谷大和ボクシングジムがぴったりではありませんか。さっそく取材すると礼儀正しい三谷さんが穏やかな表情で応じてくれました。でもそっと視線を下げるとやっぱり!拳をしっかり握っておられました。
              玄関

昨日の絵は勝手口から裏庭が見えていましたが
●こちらの家は玄関から奥座敷をとおして裏庭まで見えています。毎日台所でたてる煙が射し込む秋の陽に白く見えるのはいいですね。いまどき煙の匂いを嗅ぐのも珍しくて。そうそう端午の節句に座敷に大小の鎧が飾ってありまして、その子ども用のがねえ、可愛いのよね。//絵師 到
 

            武家屋敷
 
房総も秋らしくなりました
●佐倉は堀田氏の城下町でどこか古風です。城に代わって威容をしめす国立歴史博物館が「歴博」と表示されているのがやや現代風ですかね。その高台に武家屋敷が数軒保存されています。現役のお屋敷町でW人が住んでいるため見学お断りWというところもあります。//絵師 到
                ハローウイン
 
魔女の恰好で楽しそうな早穂子です
●先日早穂子とお強弁当の店で:早穂ちゃんこんなご飯はどう? んー わたしね普通のご飯がいい それでお母さんが作ってくれるお握りが好きなの と囁く どうして小さい声で言うの?と耳元へ返すと 大きな声だとお店の人が驚くから そうか気遣いするようになったのだ。//絵師 到
                お土産

飲み過ぎたので今朝は公園の掃除は休み 桜の葉も少なくなったし まいっか
●昨日は月一新橋での飲み会がありその前に孫に会いに行きました。3歳6カ月になった孫に「おじいちゃまがねぇ 今日早穂の好きな海苔を持って来てくれるって」「すてきなおじいちゃま」だって、そーりゃあ行きますよね。この絵は先月吉祥寺で遊んだときのものです。//絵師 到


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